東京モーターショー、テクノロジーに脚光もトランプ関税の影響は大きい

東京:東京モビリティショーでは、電気自動車から水素自動車まで、自動車やその燃料の種類だけでなく、様々な未来型輸送手段にもスポットが当てられている。
本田技研工業のUni-Oneのような、小走りするロボットチェアを思い浮かべてほしい。アコード・セダンのメーカーである本田技研工業は、2035年までの迅速な移動手段としてパーソナル・モビリティを考えているという。箱のようなマシンの上に座るだけで、静かに動き回る。
トヨタ自動車は6つのプロペラを持つヘリコプターのような飛行機を展示した。
東京ビッグサイトで11月9日まで開催されるこの展示会では、このようなガジェットや通常の乗り物も展示されている。木曜日の一般公開に先立ち、水曜日にメディア向けにプレビューが行われた。
このファンファーレの背景にあるのは、ドナルド・トランプ米大統領による自動車関税の脅威である。
トランプ大統領の関税は、自動車メーカーの年間営業利益から2兆円(130億ドル)以上を消し去ると予想されている。
日本の自動車メーカーの中で最も大きな打撃を受けたマツダ・モーター・コーポレーションの毛籠 勝弘最高経営責任者(CEO)は、エンジニアたちはドライバーの感情を理解し、走れば走るほど二酸化炭素排出量を減らし、持続可能性に貢献する車を開発していると語った。
「私たちは、運転する喜びが未来を形作る力を持っていると信じています」と彼は記者団に語った。
日産自動車は、「アオ・ソーラー・エクステンダー」と呼ばれる上部がスライドするソーラーシステムのルーフを装着し、駐車中に発電する電気自動車「サクラ」のプロトタイプ(実験モデル)を展示した。「アオ」は日本語で「青」を意味する。
日産は、このモデルのメッセージは、発電した電力を家の中の他のガジェットに使ったり、災害時のパワーステーションとして機能させたりすることで、生活に付加価値を与えることだと述べている。日産によれば、このコンセプトカーは環境意識の高い母親をターゲットにしているという。
日産自動車のイバン・エスピノーサ最高経営責任者(CEO)は、「私たちは日本企業であるため、日本が私たちの活動の中心にあります」と、ショーの傍らで語った。
今週初め、高市早苗新首相との会談のために来日したトランプ大統領は、エスピノーサ氏を含む日本企業のトップとも会談した。エスピノーサ氏によれば、意見交換は建設的なものだったという。
日産やトヨタは、貿易不均衡を緩和する方法として、アメリカで生産された自社モデルを日本に逆輸入することを検討していると述べた。
日本政府はフォードの買収とアメリカへの5500億ドルの投資を約束している。
日本の自動車メーカーはアメリカに100万台以上の自動車を輸出しているが、日本では年間440万台を販売している。日本で売られているアメリカ車はわずか1万6千台ほどで、日本の自動車市場のごく一部である。コックス・オートモーティブ社によれば、日本車はアメリカ市場の約40%を占めているが、日本で販売される自動車の多くはアメリカの工場で生産されている。
トヨタの佐藤幸治最高経営責任者(CEO)は、顧客の嗜好は市場によって異なるため、様々なニーズに合わせた商品を提供する必要があると述べた。
「我々は長期的な視野に立ち、アメリカの自動車産業の重要な一部でありたい」と彼は少数の記者団に語った。
トヨタは、まだ開発中のランドホッパーと呼ばれる折りたたみ式の小型電動アシスト自転車を披露した。この電動アシスト自転車は、1951年にトヨタBJとして誕生し、大ヒットしたレクリエーショナル・ビークルの最新バージョンであるランドクルーザーFJに搭載されるべきだと、日本のトップ自動車メーカーは示唆している。
フラッグシップモデルであるランドクルーザーの販売台数は、190の国と地域で1,200万台を突破している。日本のオフローダーをターゲットにした新型ランドクルーザーFJは、2.7リッター(1ガロン)ガソリンエンジンを搭載し、来年日本で発売される。
日本の対米輸出は、自動車メーカーが関税を打ち負かそうとしたため、ここ数ヶ月で増加している。関税引き上げは来年になると予想されている。
BMIの自動車アナリスト、ダーシー・ボウリング氏は、「自動車メーカーは、可能な限り米国での生産を増やし、オーストラリアやカナダなど、他の主要市場への輸出先を多様化させようとするだろう」と語った。
「日本の自動車市場は、米国の関税引き上げによって困難に直面すると予想される」
AP






