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世界最高峰14座を制覇した日本人女性、喜びを分かち合いたいと語る

世界最高峰14座を制覇した日本人女性、喜びを分かち合いたいと語る
学生看護師だった2006年、渡辺さんはネパールと中国の国境にある世界第6位の高峰チョ・オユの8,201メートル(26,906フィート)登頂に成功した。(渡辺直子 via AP)
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23 May 2026 12:39:17 GMT9
23 May 2026 12:39:17 GMT9

東京:世界第2位の高峰K2を初めて3度制覇した女性が、世界の14の高峰すべてに登頂した。

しかし、渡辺直子さん(44歳)は、登山は記録を積み重ねることよりも、冒険を楽しみ、幸せになり、新しい人々、食べ物、文化に触れることだと言う。彼女は6月、アマチュアのトレッカーたちと、「キラー・マウンテン」として知られるパキスタンのナンガ・パルバットに戻る予定だ。

「私は休暇を利用してヒマラヤに登り、たまたま記録を達成した普通の人間です」と渡辺さんは東京でAP通信のインタビューに答えた。「自分を登山家だとは思っていません」。

登山資金を稼ぐために看護師として働く

学生看護師だった2006年、渡辺さんはネパールと中国の国境にある世界で6番目に高い山、チョ・オユの8,201メートル(26,906フィート)登頂に成功した。

8,000メートルを超える世界14峰のうち、彼女が登頂したのはこれが初めてだった。

2009年に大学病院の常勤看護師となった彼女は、仕事と登山の両立に奮闘し、最終的には臨時看護師に転向して登山の機会を増やした。
登山は頂上を目指すだけではない

それ以来、彼女は定期的にヒマラヤ山脈を登り、ストレスの多い日本の環境から心の平穏を取り戻す方法だと考えている。彼女は今、休息が必要な人たちに登山の楽しさを伝えたいと考えている。

渡辺さんは6月にパキスタンのナンガパルバット(世界第9位の高峰)へのトレッキングを控えている。今回はアマチュアのグループで行く予定で、そのほとんどはベースキャンプに滞在する。

「ナンガパルバットのベースキャンプは非常に風光明媚で、14峰の中で一番好きです」と渡辺さんは言う。「それをみんなに見てもらいたい。参加者は自分のペースで進み、自由に立ち止まって写真を撮ったり、シェルパのガイドと話したりすることができます」

「(登山者たちには)固定観念から解き放たれて、ヒマラヤは楽しいところだと気づいてほしい」と渡辺さんは言う。

冒険への生涯の情熱

1981年、南日本の大野城市に生まれた渡辺さんは、母親の勧めでキッズ・アドベンチャー・クラブに入り、3歳でクライミングを始めた。中国のアイランドキャンプやモンゴルの草原探検に参加し、12歳でパキスタンの雪山に登った。

冒険とクライミングへの情熱が、日本で集団活動に参加し、目立たないようにというプレッシャーと闘いながら、困難な時期を乗り越えるのに役立ったという。


看護師であることがクライミングを助ける

過去20年にわたる31回の遠征では、彼女の医療トレーニングが役立った。

「(看護師としての)経験は、山で緊急事態に直面したときや、天候や自分の健康状態についてその場で迅速な判断を下す必要があるときに役立っています」

2011年に初めてエベレストに挑戦したとき、山頂まであと150メートルというところで、天候が突然悪化したため、彼女は引き返すことを決めた。彼女の涙ぐむシェルパは、頂上まで1時間しかないと抗議した。しかし渡辺は、天候が悪化してペースが落ちれば、タンクの酸素が不足することが予想されると言った。帰り道、彼女は視力を失った。彼女は肺炎にかかったが、彼らは無事に戻ってきた。

登山から得た教訓と記録

2013年、非常に風の強い日にエベレストに再挑戦した。他の登山者は撤退したが、彼女は慎重に進み、無事に頂上に到達した。

渡辺さんは2024年10月、中国の標高8,027メートルのシシャパンマ山に登頂し、日本人女性として初めて世界最高峰14座を制覇した。

また、2024年7月には、世界第2位の標高を誇るK2(標高8,611メートル)に女性として初めて3度登頂し、ギネス世界記録に認定された。

渡辺さんはこれからも登山を続けるつもりだ。

「(ヒマラヤの山を)100回くらい登ることになるでしょうね。”それがいずれ、私独自の方法で打ち立てた記録になれば楽しいですね」という。

AP

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