「トランプのささやき」茂木元大臣が首相選に参戦

東京:石破茂首相が辞任を表明した翌日、「トランプ・ウィスパラー」と呼ばれる元外交トップが月曜日、日本の次期リーダー候補に初めて加わった。
元外務大臣の茂木敏充氏は、世界第4位の経済大国である日本が、食料品価格の高騰や、重要な自動車部門に対するアメリカの関税の影響から生じる新たな混乱に直面する中、その指導者になろうとしている。
長い間優勢だった自民党は、石破氏が2度の選挙で惨敗した後、10月初旬に新党首を選出する予定だ。
党の重鎮である茂木氏は記者団に対し、「国内外での難しい問題を解決しながら、日本を前進させなければならない」と語った。「私は出馬する決意を固めた」と記者団に語った。
石破首相は、当初は安泰と見られていたが、11ヶ月の激動の政権運営の間に衆参両院で過半数を失い、1955年以来ほぼ継続的に政権を担ってきた自民党に大きな打撃を与えた。
この敗北の責任を取るよう繰り返し要求され、石破氏の立場は維持できなくなったと報道されている。
茂木氏は69歳の元自民党幹事長で、経産大臣も務めた。
ハーバード大学出身の茂木氏は英語が堪能で、厄介な日米貿易交渉を巧みに処理したことから「トランプのささやき」と呼ばれている。
もう一人の候補は、2024年に石破氏に敗れた64歳の強硬なナショナリストで、かつてヘビーメタルのドラマーだった高市早苗氏だ。彼女は日本初の女性首相となる。
元首相の息子で、最近石破氏の農相として米価引き下げを任された小泉進次郎氏(44歳)も出馬の可能性がある。
その他、林芳正・石破内閣官房長官や小林鷹之・元経済保障相も出馬の可能性がある。
高齢化と国の借金
自民党は今週、新総裁の選出時期と選出方法について協議する予定だが、新総裁が日本の首相になるには、まだ両院の承認が必要だ、と党幹部はAFPに語った。
自民党と公明党の連立政権が衆参両院で少数派であるため、自民党総裁が落選する可能性は低い。
早稲田大学の高安健介教授はAFPの取材に対し、「自民党は党をまとめ、国民にアピールできる人物を見つける必要がある」と語った。
新政権が直面するのは、急速な高齢化、膨大な国家債務、インフレが消費者を圧迫し景気後退の瀬戸際にある経済など、多くの複雑な問題である。
ドナルド・トランプ大統領との新たな貿易協定にもかかわらず、日本の輸入品には依然として15%の関税がかけられており、東京はアメリカ経済への5500億ドルの投資を約束している。
米国の緊密な戦略的同盟国である日本はまた、防衛費をさらに増やし、台湾をめぐる中国との対立に備えてより強硬になるよう圧力を受けている。
AFP






