日本、宇宙太陽光パネルから地球への送電を計画

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30 Apr 2026 21:23:13 GMT9
30 Apr 2026 21:23:13 GMT9
東京:日経アジアの報道によると、日本は、電力不足の解消や将来の宇宙探査に役立つ可能性のあるプロジェクトとして、宇宙空間のソーラーパネルで発電した電力を地球に送電する実験を計画している。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)や日本宇宙システムなどが、早ければ今年度中にも実験を行う予定だという。実験では、幅約2メートルのソーラーパネルを搭載した小型衛星を打ち上げる。高度約450キロの軌道に投入し、電気をマイクロ波に変換して日本の目標地点に送信する。
このプロジェクトは「OHISAMAプロジェクト」と名付けられた。
この実験では、衛星が設計通りに電気を送れるかどうかを検証し、地上に設置するマイクロ波受信機がどの程度の範囲に必要かを判断する。
受信機は、東京のすぐ北に位置する埼玉県を中心とした半径40kmの範囲に設置される。
2023年にカリフォルニア工科大学が衛星から地上へのマイクロ波伝送に成功しているが、JAXAのプロジェクトは宇宙から受信したマイクロ波から電気を取り出す世界初の試みを目指している。
このプロジェクトでは、マイクロ波が電離層(電子とイオンからなるプラズマを含む大気の上部)に与える影響も調査する。このプラズマが衛星の電力伝送によって乱されると、GPSや無線通信に使われる電波に干渉する可能性がある。
JAXAは、2050年までに高度約36,000kmの静止軌道に、原子力発電所1基分に相当する1ギガワットの発電能力を持つ大型発電衛星を打ち上げることを目指している。
宇宙からの送電技術は、月探査にも利用できる。米国主導のアルテミス計画は、月の南極付近に基地を建設することを検討しているが、この地域は太陽光が限られているため発電が難しい可能性がある。






