フィリピンのマルコス大統領が日本を公式訪問

マニラ:フェルディナンド・マルコス大統領は来月、フィリピン大統領としては10年以上ぶりとなる国賓訪問を行なうと、金曜日に大統領府が発表した。
宮内庁の発表によれば、5月26日から29日にかけて、天皇陛下と皇后陛下がマルコス氏とルイーズ夫人を迎え、フィリピンの指導者は高市早苗首相とも会談する予定だという。
マルコス氏と高市首相は、「日比戦略的パートナーシップの将来の軌道について」、また「特にエネルギーと食糧安全保障、海洋安全保障に関する」国際情勢について話し合う予定だという。
第二次世界大戦時の敵対国であったフィリピンは、近年軍事的な結びつきを強めており、東京は沿岸警備船やレーダーシステムを提供し、毎年行われる米比軍事演習に日本軍が初めて参加することを可能にする相互アクセス協定に調印した。
約1,400人の自衛隊員が現在フィリピンに滞在しており、「バリカタン」(「ショルダー・トゥ・ショルダー」)と呼ばれる19日間の大規模な演習に参加している。
東京はまた、係争中の南シナ海で使用される巡視船と海上監視システムの近代化を目指すマニラの努力の主要な資金提供者でもある。
中国は、その主張には法的根拠がないという国際的な裁定にもかかわらず、戦略水路のほぼ全域を領有すると主張している。
2月には、日米比の航空機がフィリピンと台湾を隔てるバシー海峡の上空をパトロールし、中国が自国領土の一部とみなす「複雑な海洋環境でシームレスに共同行動する能力」をテストした。
フィリピンと自国が統治する台湾を隔てる距離は100キロ(60マイル)足らずで、中国は武力による占領も辞さない構えだ。
マニラによれば、マルコス氏は日本の経済団体やフィリピン人コミュニティーのメンバーとも会う予定だという。
フィリピンの現職指導者による国賓訪問は、2015年のベニグノ・アキノ大統領の東京訪問以来となる。
AFP






