米露協定の失効で戦争を恐れる被爆者たち

東京:日本の原爆被爆者は木曜日、米露の最後の軍備管理条約が期限切れとなり、世界が核戦争に向かっていることを恐れていると語った。
ドナルド・トランプ米大統領が、協定に盛り込まれた弾頭制限を1年間延長するというロシアのプーチン大統領の提案に応じなかったためだ。
1945年に広島と長崎に投下された核爆弾の被爆者団体である日本被団協の田中熙巳共同代表は、世界はこの問題の緊急性を認識していないと述べた。
平和主義を堅持するこの草の根団体は、2024年にノーベル平和賞を受賞した。
「現在の状況を考えると、そう遠くない将来、私たちは実際に核戦争を起こし、破滅に向かうような気がします」と、田中氏は日本の運動家仲間とともに開いた記者会見で語った。
93歳の彼は、核保有国の国民が自国の核兵器についてあまり考えなくなることを恐れていると語った。
「彼らは核兵器を、自分たちが大国であることの証明だとさえ思っているかもしれない。それは大きな間違いです」と警告した。
アメリカは1945年8月、田中氏が住んでいた広島と長崎に原爆を投下した。
その直後、日本は降伏し、第二次世界大戦は終結した。
広島では約14万人、長崎では約7万4千人が亡くなった。
原爆が戦争に使用されたのはこの時だけである。
新START条約の終了は、世界の核保有国間の新たな軍拡競争を引き起こし、中国に核兵器の拡大を促す可能性があると、世界中の運動家が警告している。
ワシントンは、新たな協定には中国を含める必要があると述べている。
しかし運動家たちは、東京は東アジアにおける軍備管理を奨励する効果的な措置を講じておらず、中国をそのような努力に参加させることにも失敗していると指摘した。
核兵器廃絶日本キャンペーンの活動家である浅野秀雄氏は、「中国との対話を実現するための努力はまったくなされていないと思います」と語った。
日本政府は、核兵器管理の枠組みを構築するために「米国と緊密に協力し続ける」と述べた。
佐藤啓内閣官房副長官は記者会見で、「わが国は一貫して、米国、ロシア、中国を含む関係諸国をしっかりと巻き込んだ軍備管理・軍縮の努力を追求することが重要だと考えてきた」と述べた。
AFP






