国連から制裁中の移民密輸業者、リビア西部で殺害される

カイロ:リビア当局によると、地中海を渡る移民の人身売買で国連から制裁を受けたリビアの悪名高い民兵組織のリーダーが金曜日、同国西部の治安部隊の襲撃で殺害された。
アフメド・ウマル・アル=フィトゥーリ・アル=ダバシ(愛称アム)は、西部の都市サブラタで治安部隊がアジトを急襲した際に殺害された。リビア西部政府傘下の治安組織である治安脅威取締局が発表した声明によると、この襲撃は、アル=ダバシの民兵による治安前哨基地への攻撃に対抗して行われたもので、治安部隊の6人が重傷を負った。
人身売買で米財務省の制裁も受けていたアル=ダバシは、欧州行きのアフリカ系移民のリビア最大の出発点であるサブラタにある強力な民兵組織「殉教者アナス・アル=ダバシの旅団」のリーダーだった。
アル=ダバシの弟サレハ=アル=ダバシもまた、人身売買の容疑者として同じ襲撃で逮捕された、と声明は付け加えた。
2018年6月、国連安全保障理事会はアル=ダバシに対し、別の5人のリビア人密売人とともに制裁を科した。当時、国連の報告書は、アル=ダバシの民兵が移民の出発地、キャンプ、隠れ家、ボートを支配している十分な証拠があると述べていた。
同報告書によれば、アル=ダバシ自身は、子供を含む移民を陸と海で「致命的な状況」にさらし、リビアと近隣諸国の平和と安定を脅かしていた。
アル=ダバシは同じ理由で米国財務省からも制裁を受けている。
リビアは、アフリカや中東の戦争や貧困から逃れてきた移民の主な中継地であった。2011年、NATOの支援を受けた蜂起により、長年の独裁者ムアンマル・カダフィが倒され、殺害された後、同国は混乱に陥った。
リビアの東部と西部を拠点とする対立政権が、さまざまな武装民兵や外国政府の支援を受けながら、長年にわたって分断されてきた。
AP






