KFC、指をしゃぶるような日本風クリスマスを準備

東京:日本のKFCは、何百万人もの家族連れが、お祝いの特別なバケツに入ったフライドチキンやその他のご馳走を求めて、米国のファーストフードチェーンに押し寄せるクリスマスの伝統行事に備えている。
KFCのマーケティング・マネージャーである川村拓真氏は、AFPの取材に対し、「KFCのクリスマスの予約は、通常11月初旬ごろから始まります」と、東京にオープンしたばかりの高級ポップアップレストランで語った。
「この時期から、カーネル像のある店舗ではカーネルにクリスマスの衣装を着せます」と、日本で広く知られているKFCの創業者、故カーネル・サンダース氏の名前を挙げて語った。
日本ではキリスト教徒は少数派であり、クリスマスはサンタやプレゼント、街灯など消費主義全開の世俗的なお祭りである。クリスマス・イブにデートをするカップルも多い。
食べ物は、チキンが入った特別な「パーティー・バーレル」、サイドディッシュの数々、そしてアイスクリームやチーズケーキなどのデザートを、別のコンパートメントで底に収納し、家族で食べまくることが多い。
クリスマス・イブの12月24日は、日本KFCにとって最も忙しい日で、通常の10倍の客が訪れると2020年に同社は発表した。報告によると、360万世帯が注文するという。
KFCの最初のクリスマス・キャンペーンは1974年で、その起源については諸説ある。
日本初のKFC店舗の店長であった大河原毅氏が、イギリスやアメリカでクリスマスによく食べられているターキー(七面鳥)を恋しがる外国人の声を耳にしたという説などがある。
1980年に亡くなったカーネル・サンダースも、日本では野球に関する伝説になっている。
阪神タイガースのサポーターは1985年、日本版ワールドシリーズで優勝する途中、KFCレストランからカーネル・サンダースのプラスチック像を大阪の川に投げ込んだ。
これは、汚れた道頓堀の水路に飛び込むファンも多かったが、その像が当時チームに所属していたアメリカ人のランディ・バスに似ていると思ったからだった。
しかし、この投げ入れは、タイガースがこの像を取り戻すまで二度とタイトルを取れないという「カーネルの呪い」の伝説を生んだ。
ヘドロに覆われた像は2009年に浚われ、きれいにされて展示されるようになったが、タイガースが再び優勝するまでには2023年までかかった。
プラスチック製のカーネルは、日本KFCの社長が参列し、酒とフライドチキンを供えた寺院での儀式の後、昨年ようやく処分された。
AFP






