カンヌで深田監督がAIは創造的なプロセスを損なうと発言

カンヌ、フランス:人工知能を “結果に直結させる “ために使用することは、芸術が自己表現と世界への理解を深めるという目的を達成できないことを意味すると、日本人映画監督の深田晃司氏は木曜日のカンヌ国際映画祭で語った。
深田晃司監督は、カンヌ映画祭でプレミア上映される日本の田舎を舞台にした新作ドラマ『ナギダイアリー』について、彫刻を制作する人間のプロセスを反映したものだと語った。
「AIが作品制作や映像制作に使われると、そのプロセスを事実上スキップして、結果へと一直線にジャンプすることになり、そうすることで、表現者であるべき私たちは、世界への理解を深めるためのプロセスそのものを見失ってしまうのです」と語った。
「ナギダイアリー』は、東京を拠点に活動する建築家友梨役の石橋静河が、松たか子演じる友人で元義姉の寄子を訪ね、彫刻のポーズをとるために西日本の奈義町を旅する。友梨と寄子はまた、村に住む2人の少年、圭太(藤原聖)と春樹(川口和空)と心を通わせ、2人の間に芽生えつつある互いへの想いの安住の地を提供する。
少年たちの関係について尋ねられた深田監督は、観客がスクリーン上で同性愛の関係を見るのと異性愛の関係を見るのとでは、非対称性があると感じたと語った。
「10年後、20年後、30年後、あるいはそれ以上経って、あらゆる性的指向のキャラクターがドラマに登場することが当たり前になったとき、このような疑問が時代遅れになることを願っています」
深田監督の最後の長編作品『恋愛裁判』は、2025年のカンヌ国際映画祭のサイドバー部門で上映された。
また、2020年の『本気のしるし』はシネマ・ショーケースのオフィシャルセレクションで上映され、2016年の『淵に立つ』はある視点部門のセカンダリー・コンペティション部門でプレミア上映され、審査員賞を受賞した。
「ナギダイアリー』は、5月23日に授与される同映画祭の最高賞パルムドールを争う22作品のひとつである。
ロイター






