任天堂、年間利益とハードウェア売れ行きの見通しを維持

東京:日本の任天堂は19日、年間営業利益見通しを3700億円と、前年度比約3分の1増に据え置いた。
「スーパーマリオ」メーカーである任天堂は、2025年半ばにゲーム機「スイッチ2」を発売し、初期の売上は好調だったが、投資家はその勢いを維持できるかどうか議論している。
京都に本社を置くゲーム会社はまた、スイッチ2の年間販売台数見通し1900万台を据え置いた。
大人気のSwitchに続くSwitch 2を発売した任天堂は、ドナルド・トランプ米大統領の貿易戦争によるサプライチェーンの混乱を乗り切らなければならなかった。
ハードウェアメーカーもまた、人工知能への投資が活況を呈する中、メモリーチップの価格高騰に頭を悩ませている。
ジェフリーズのアナリスト、アトゥル・ゴヤル氏は、決算を前にしたクライアントノートで、「膨大な在庫と長期契約は、……数四半期は任天堂の盾となるだろう」と述べている。
スイッチ2の米国での価格は449.99ドル╱で、日本で49,980円(320ドル)で販売されている日本語システムよりはるかに高い。米国での価格が高いのは、現在のインフレ環境を考慮したものと見られる。
「スイッチ2はハイエンド製品ではないので、任天堂がソニーより値上げするのは難しいだろう」とKantan Games consultancyの創設者であるSerkan Toto氏は述べた。
ゴールドマン・サックスのアナリスト、宗像南氏は、任天堂はハードウェアを赤字で販売しない方針であることを指摘し、「Nintendo Switch 2が採算割れするという懸念は行き過ぎだ」と述べた。
投資家はまた、スイッチの売上を支えた「ゼルダの伝説」シリーズのゲームなど、知名度の高いタイトルの不足にも頭を悩ませている。
今後発売予定のタイトルには、来週発売予定の「マリオテニスフィーバー」などがある。
ロイター






