片山財務相、日米首脳会談でトランプ大統領が円安に懸念を示したと発表

東京:片山さつき財務相は、ドナルド・トランプ米大統領が高市早苗首相との首脳会談で円安について懸念を表明したと述べ、両首脳の通貨に関する協議について異例なほど詳細な説明を行った。
「先日の日米首脳会談で、トランプ大統領は円安について懸念を表明した」と片山財務相は定例記者会見で述べ、首相官邸と協議した上で、このやり取りを初めて公表したと付け加えた。
「高市首相は、原則として、過小評価された円は問題であるとの見解を伝えた」と片山氏は述べた。
通常、政府は機密扱いとする首脳会談の内容について、片山氏が異例なほど率直に説明したことは、7月の共同介入にもかかわらず円安が継続していることに対し、東京とワシントン双方に共通の懸念があることを示唆している。
高市首相は火曜日、国連総会の合間にニューヨークでトランプ氏と会談した。その後、記者団に対し、トランプ氏が中国の習近平国家主席と予定している首脳会談を前に、中国について「時宜を得た」議論を行ったと語った。
片山氏は、為替に関する首脳間の協議により、7月31日の協調介入の背景にある日米の共通の立場――円相場の過度な変動や無秩序な動きに対抗するという決意を含む――が再確認されたと述べた。
「今回の首脳会談を踏まえ、ベッセント財務長官と私は、為替を含む幅広い事項について引き続き緊密に連携していく」と彼女は述べた。
米国の堅調な経済指標、米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な姿勢、および米国債利回りの急上昇を背景に、ドルは円やその他の主要通貨に対して上昇している。
金曜日の海外市場では、日本当局が為替相場監視を実施したことを受け、円が一時的に上昇した。この動きはしばしば為替介入の前兆と見なされるが、その上昇は一時的なものに終わった。
片山氏は、日米首脳会談で世界的な国債利回りの上昇について議論があったかどうかについてはコメントを控えた。
金曜日に米国市場で債券が急落したことを受け、日本の10年物国債利回りは3.115%と30年ぶりの高水準に跳ね上がった。
「金利は様々な要因の影響を受ける。我々は、できることを着実に進めている」と片山氏は述べた。
ロイター






