日本、クリケット育成に向けた外交を開始

- 世界のクリケット界の有名選手たちが、日本の地に次々と訪れる
- インドをはじめとする強豪が登場する予定
ニューデリー: 野球が主流でクリケットはほとんど注目されていない日本で、歴史上初のユニークなスポーツの2週間が始まろうとしている。
世界的なクリケットの大物選手たち、特にインドを代表とする選手たちが、来週日本に集まり、地域予選を開催していた国を、一流クリケットの中心地に変える。
この前例のないハイレベルなクリケットの連続開催は、外交的動き、企業スポンサーシップ、そして日本クリケット協会(JCA)による静かな基盤作りの成果である。
JCAは男子T20ワールドチャンピオンのインドを説得して、9月22日に佐野でホームチームと試合を開催することを成功させた。 準会員である日本が、国際クリケット評議会(ICC)の正会員と対戦するのは今回が初めてとなる。
元世界チャンピオンのパキスタンとスリランカ、そしてテストマッチ国として知られるバングラデシュやアフガニスタンも、9月に名古屋郊外の野球場を改修した会場で開催されるアジア大会クリケット競技に参戦する予定である。
'新しい時代'
JCAの最高責任者であるナオキ・アレックス・ミヤジ(宮地直樹)氏は、その展望に興奮しつつ、2週間のクリケットで達成できることの限界を認識している。
日本には登録選手が7,300人しかおらず、クリケット場も16箇所である。女子T20チームは世界ランキングで39位で、男子チームを2段階上回っている。
「一試合や大会自体では何も変わらないし、突然野球やサッカーと同様に人気が出ると考えるつもりもない」と、ミヤジ氏はロイターに語った。
「でも、インドとの試合は新しい時代の第一歩だ」
JCAは1年以上にわたってインドのクリケット委員会(BCCI)を説得して、佐野でのT20国際試合を実施するために努力してきた。これらの取り組みは、日本政府が関与することにより、最近勢いを得た。
今年初めにインドを訪問した際、日本の外務大臣である茂木敏充氏は、インドのジャイシャンカル外相に、JCAが提供したクリケットジャージを贈った。
ジャイシャンカル氏は、インドのクリケット選手が署名したバットで応えた。
続いて、日本の高市早苗首相が7月にニューデリーでインドのナレンドラ・モディ首相と会い、両国の外交関係75周年を記念して「鈴鹿カップ」と名付けられたクリケット試合を実施することに合意した。
「政府の関与とクリケットをスポーツ外交として活用したい意向があったことで、インドのボードにアプローチして、佐野でのT20国際試合を提供する機会を得た」と、ミヤジ氏は述べた。
「ニューデリーの日本大使館は、クリケット外交に協力を求めていた。インドではクリケットが大事だと理解されており、両国間の友好を築くためにクリケットを活用する方法が認識されている」。
'開花の時'
また、40年以上インドで自社製品が走行しているスズキのような日本の大手スポンサーの後ろ盾も追い風となった。
「スズキが支援しているクリケット大会を行うことができるのは、日本のコミュニティにとって、重要なものだというメッセージを発信することになります」と、ミヤジ氏は述べた。
JCAはアジア大会競技の会場として佐野国際クリケット場を提供したが、ローカルオーガナイザーは物流の問題を回避するために名古屋郊外の野球場を選んだ。
JCAはそれでも、スリランカクリケットとの関係を通じてアジア大会の主催者を貢献できている。この関係は約3年前のスポーツ外交を通じて築かれたものである。
現在、スリランカのキュレーターが名古屋の試合準備を監督している。
数年間の舞台裏の活動の後、JCAはその取り組みの成果を収穫し始めることを望んでいる。
「開花の時だ」と、ミヤジ氏は述べた。
ロイター






